the Microsoft Conference 2008 名古屋のまとめ
2008/5/20(火)に名古屋で開催されたカンファレンスのまとめ
10:00〜11:30 基調講演
ロックな音楽がズンドコズンドコ流れていて派手だった。さすが外資系!!
13:00〜13:50 Windows Server 2008 概要
ビジネスを支える新世代サーバー オペレーティングシステム
Windows Server 2008にアップグレードする五つの利点
1. Hyper-V
詳しくは後述
2. ターミナルサービス
従来のターミナルサービス(=リモートデスクトップ)はデスクトップ全体をリモートクライアントに対して提供していたが、新しいバージョンではアプリケーション単位(ウィンドウのみ)で提供できる。
3. NAP
セキュリティ用件を満たしていないクライアントのネットワークアクセスを遮断する。例えばWindowsFirewallをOFFにしているクライアントは駄目とか。
14:10〜15:00 Visual Studio 2008 概要
優れたユーザー エクスペリエンス(UX)の実現
Visual Studio 2008で開発できるアプリケーション
- Windows アプリケーション
- モバイル アプリケーション
- Office アプリケーション
- Web アプリケーション
1. Windows アプリケーション
2. モバイル アプリケーション
- ”場所”に依存せず、サービスを提供
- 短時間で必要なデータにアクセス
3. Office アプリケーション
- ユーザーインターフェースが受け入れられやすい
- ユーザーによるデザインが可能
- Office 製品が持つ機能を活用することができる
- ドキュメントと処理の分離
- アプリケーション配置の改善(ClickOnceによる配布に対応)
4. Web アプリケーション
- 幅広いプラットフォームへの対応
- アプリケーションの管理性
- アプリケーションの広がり
- ASP.NET Web アプリケーション
- WPF、Silverlight アプリケーション
- ASP.NET AJAXに対応
- JavaScript 開発の強化(デバッグ可能など)
15:20〜16:10 社員力を革新する情報基盤
2007 Office system が実現するソリューション
Office SharePoint Server 2007を基盤にして、ユーザ間のコミュニケーション、コラボレーションを促進する。
- 文書、Webリソース、データベースなどのリソースに対して横断的に検索を行える。
16:30〜17:20 仮想化テクノロジ ”Hyper-V” 徹底解剖
Windows Server 2008 に搭載された仮想化技術
仮想マシンに完全対応するOS
- Windows Server 2008 / 2003 SP2
- Windows Vista SP1 / XP SP 3
- SuSE Linux Enterprise Server 10 SP1
- 上記以外はエミュレーションされた仮想マシン上で動作
Hyper-V 導入の3要件
サーバー仮想化の活用シナリオ
- テスト環境、開発環境におけるコスト削減と柔軟性の確保
- サーバーハードウェア統合によるコスト削減、一元管理
- 展開スピードアップによる柔軟で堅牢なIT基盤の実現
17:40〜18:30 最新テクノロジを活用した 次世代Web開発
ASP.NET AJAX のメリット
- レスポンス性の高いリッチなユーザー体験の実現
- ブラウザごと独自性を吸収
- ブラウザ上の処理によりサーバーのトラフィックを軽減
- ASP.NET の開発モデルをそのまま踏襲(サーバーコントロール、ポストバックなど)
- 複雑な JavaScript の記述を最小化
Silverlight とは
Silverlight の構成
- XAML(eXtensible Application Markup Language) によるデザインと開発の分離、連携
- Web の標準技術である HTML や JavaScript との連携(DOMによるアクセスが可能など)
- .NET Framework ベースの開発環境(バージョン2から)